○
議長(
福田利喜君)
総務部長。 (
総務部長 戸羽良一君登壇)
◎
総務部長(
戸羽良一君) おはようございます。ただいま議題となりました
報告第1号、
令和3年度
陸前高田市
健全化判断比率の
報告について及び
報告第2号、
令和3年度
陸前高田市
資金不足比率の
報告につきまして、命により一括して
総務部長から御説明いたします。
議案つづりの1ページをお開き願います。初めに、
報告第1号、
令和3年度
陸前高田市
健全化判断比率の
報告についてでありますが、
地方公共団体の財政の
健全化に関する法律第3条第1項の規定により、
地方公共団体の長は前年度の
決算の提出を受けた後、
健全化判断比率を
監査委員の意見をつけて議会に
報告し、かつ公表しなければならないとされているものであります。 内容でありますが、表の下段の括弧内の数字は
早期健全化基準で、
健全化判断比率のいずれかがこれ以上となる場合に、
財政健全化計画を定めなければならないこととなる基準であります。
一般会計を対象とした
実質赤字比率並びに
一般会計、各
特別会計及び
水道事業会計の全
会計を対象とした
連結実質赤字比率は、
実質赤字の
標準財政規模に対する
比率でありますが、どちらも
実質収支が黒字でありますので、数値は算出されないものであります。
実質公債費比率は、
一般会計の
地方債の
元利償還金及び
下水道事業などの
公営企業債の
元利償還金への
一般財源からの
繰出金なども含めた実質的な債務の
標準財政規模に対する
比率でありますが、14.5%であります。 将来
負担比率は、
債務負担行為に基づく
支出額など、
一般会計が将来負担すべき実質的な負債の
標準財政規模に対する
比率で、
各種基金の残高を一定規模確保していることにより、数値は算出されないものであります。 次に、2ページをお開き願います。
報告第2号、
令和3年度
陸前高田市
資金不足比率の
報告についてでありますが、
報告第1号と同様に、
地方公共団体の財政の
健全化に関する法律第22条第1項の規定により、
公営企業を経営する
地方公共団体の長は、
当該公営企業の前年度の
決算の提出を受けた後、
資金不足比率を
監査委員の意見をつけて議会に
報告し、かつ公表しなければならないとされているものであります。 内容でありますが、
資金不足比率は
公営企業ごとの資金の
不足額の
事業規模に対する
比率であります。表の
令和3年度
陸前高田市
下水道事業特別会計から
令和3年度
陸前高田市
水道事業会計まで、いずれも資金の
不足額はございませんので、
資金不足比率の数値は算出されないものであります。 以上で
報告第1号及び
報告第2号の説明を終わります。よろしく
お願いいたします。
○
議長(
福田利喜君) 次に、
監査委員から本2件に係る
審査の結果について説明を求めます。
◎
監査委員(
宗宮安宏君)
議長。
○
議長(
福田利喜君)
宗宮監査委員。 (
監査委員 宗宮安宏君登壇)
◎
監査委員(
宗宮安宏君)
令和3年度
陸前高田市
健全化判断比率及び
資金不足比率の
審査結果について御
報告いたします。
地方公共団体の財政の
健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、市長から私
ども監査委員の
審査に付されました
令和3年度
陸前高田市
健全化判断比率及び
令和3年度
陸前高田市
資金不足比率について、その
審査の経過と結果についての概要を御説明申し上げます。
審査に当たりましては、
実質赤字比率、
連結実質赤字比率、
実質公債費比率、将来
負担比率のそれぞれについての
健全化判断比率及び
資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類の計数が正確に計上され、適正に作成されているかどうかを主眼としながら、関係諸帳簿及び
証拠書類の
調査照合と、必要に応じ職員の説明を求めるなど、慎重を期した次第であります。 初めに、
健全化判断比率について御説明いたします。
審査意見書をお手元に配付しておりますが、
令和3年度
陸前高田市
健全化判断比率におきましては、
一般会計、
公営企業会計ともに
実質黒字を生じていることから、
実質赤字比率、
連結実質赤字比率ともに数値が算出されないものであります。
実質公債費比率は14.5%で、前年度に比べ0.4ポイントの改善となっており、政令で定める
早期健全化基準の25%を下回っている内容であります。また、将来
負担比率は、
充当可能財源等が将来
負担額を上回っていることから、数値が算出されないものであります。 次に、
資金不足比率について御説明いたします。
公営企業会計における
経営健全化基準は20%未満が
健全範囲とされておりますが、
資金不足比率の
算定対象となります
令和3年度の
陸前高田市
下水道事業特別会計、
陸前高田市
農業集落排水事業特別会計、
陸前高田市
漁業集落排水事業特別会計及び
陸前高田市
水道事業会計の4
会計全てが
資金不足を生じていないことから、数値が算出されないものであります。 以上のことから、厳しい
財政環境下にありながらも
財政運営に努力されていると認めたところであります。 以上を申し上げまして、
審査結果についての御説明といたします。
○
議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。 以上をもって
報告第1号及び
報告第2号の議事を終わります。
△
日程第7
議案第1号
教育長の任命について
○
議長(
福田利喜君)
日程第7、
議案第1号、
教育長の任命についてを議題といたします。 本件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎市長(
戸羽太君)
議長。
○
議長(
福田利喜君) 市長。 (市長
戸羽太君登壇)
◎市長(
戸羽太君)
議案つづりの1の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました
議案第1号、
教育長の任命につきまして
提案理由の御説明を申し上げます。
教育長につきましては、
教育の
機会均等、
教育水準の
向上等を図る
教育委員会において、その会務を総理し、
教育委員会を代表する者として、
地方教育行政の組織及び
運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を得て任命をするものであります。 このたび
教育長の
任期満了に伴い、後任の
教育長を任命しようとして議会の同意を求めるものでございます。 1の2ページをお開き願います。今回御提案を申し上げております
山田市雄氏は、
参考資料の
経歴書のとおりでございまして、平成24年4月から平成29年9月まで、また
令和3年4月から現在に至るまで
教育委員会の
教育長として本市の
教育行政の推進に御尽力をいただいているところでございます。 以上のように、
山田市雄氏は
教育現場及び
教育行政について経験が豊富であるとともに、人格、
識見ともに優れた方でございまして、引き続き
教育長として任命いたしたく存じますので、よろしく御同意を賜りますよう
お願いを申し上げます。 以上を申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○
議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○
議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議案第1号は、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。
○
議長(
福田利喜君) これより
議案第1号を採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件はこれに同意することに決しました。
△
日程第8
議案第2号
教育委員会の
委員の任命について
○
議長(
福田利喜君)
日程第8、
議案第2号、
教育委員会の
委員の任命についてを議題といたします。 本件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎市長(
戸羽太君)
議長。
○
議長(
福田利喜君) 市長。 (市長
戸羽太君登壇)
◎市長(
戸羽太君)
議案つづりの2の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました
議案第2号、
教育委員会の
委員の任命につきまして、
提案理由の御説明を申し上げます。
教育委員会の
委員につきましては、
教育の
機会均等、
教育水準の
維持向上及び地域の実情に応じた
教育の振興を図るため、
地方教育行政の組織及び
運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を得て任命をするものでございます。このたび
委員の1人の任期が9月30日をもって満了することに伴い、その後任を任命しようとして議会の同意を求めるものでございます。 2の2ページをお開き願います。今回御提案申し上げております
木下邦男氏は、
参考資料の
経歴書のとおりでございまして、平成30年10月から現在に至るまで
教育委員会の
委員として本市の
教育行政の推進に御尽力をいただいているところでございます。 以上のように、
木下邦男氏は、人格、
識見ともに優れた方でございまして、引き続き
教育委員会の
委員として任命いたしたく存じますので、よろしく御同意を賜りますよう
お願いを申し上げます。 以上を申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○
議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○
議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議案第2号は、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 これより
議案第2号を採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件はこれに同意することに決しました。
△
日程第9
議案第3号
損害賠償の額を定めることについて
○
議長(
福田利喜君)
日程第9、
議案第3号、
損害賠償の額を定めることについてを議題といたします。 本件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎建設部長(菅野誠君)
議長。
○
議長(
福田利喜君) 建設部長。 (建設部長 菅野誠君登壇)
◎建設部長(菅野誠君) おはようございます。
議案つづりの3の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました
議案第3号、
損害賠償の額を定めることにつきまして、命により建設部長から御説明いたします。
提案理由でありますが、本件は市道小黒山2号線において、側溝に設置した縞鋼板が跳ね上がり、民間車両の車体底部に損傷を与えたものであります。 この件につきましては、市側に過失があると認め、これに伴う
損害賠償の額を3万4,826円と定めることについて、地方自治法第96条第1項第13号の規定により議会の議決を求めるものであります。 以上で
議案第3号の説明を終わります。よろしく
お願いいたします。
○
議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○
議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議案第3号は、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は
委員会の付託を省略することに決しました。
○
議長(
福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
福田利喜君) 討論なしと認めます。
○
議長(
福田利喜君) これより
議案第3号を採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
△
日程第10
議案第4号
陸前高田市立社会教育施設整備基金条例を廃止する
条例
△
日程第11
議案第5号
下水道事業等の
地方公営企業法適用に伴う
関係条例の整理に関する
条例
△
日程第12
議案第6号
陸前高田市議会議員及び
陸前高田市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用並びにビラ及びポスターの作成の公営に関する
条例の一部を改正する
条例
△
日程第13
議案第7号 職員の
育児休業等に関する
条例の一部を改正する
条例
△
日程第14
議案第8号
陸前高田市
国民健康保険診療所使用料及び
手数料条例の一部を改正する
条例
△
日程第15
議案第9号
陸前高田市
消防団員の定員、任免、給与、
服務等に関する
条例の一部を改正する
条例
△
日程第16
議案第10号
令和4年度
陸前高田市
一般会計補正予算(第3号)
△
日程第17
議案第11号
令和4年度
陸前高田市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)
△
日程第18
議案第12号
令和4年度
陸前高田市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
△
日程第19
議案第13号
令和4年度
陸前高田市
漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
△
日程第20
議案第14号
令和4年度
陸前高田市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
△
日程第21
議案第15号
令和4年度
陸前高田市
介護保険特別会計補正予算(第2号)
△
日程第22
議案第16号
令和4年度
陸前高田市
水道事業会計補正予算(第2号)
△
日程第23
議案第17号
令和3年度
陸前高田市
一般会計歳入歳出決算
△
日程第24
議案第18号
令和3年度
陸前高田市
下水道事業特別会計歳入歳出決算
△
日程第25
議案第19号
令和3年度
陸前高田市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算
△
日程第26
議案第20号
令和3年度
陸前高田市
漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算
△
日程第27
議案第21号
令和3年度
陸前高田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算
△
日程第28
議案第22号
令和3年度
陸前高田市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算
△
日程第29
議案第23号
令和3年度
陸前高田市
介護保険特別会計歳入歳出決算
△
日程第30
議案第24号
令和3年度
陸前高田市
水道事業会計決算
△
日程第31
議案第25号
令和3年度
陸前高田市及び大船渡市
営林組合会計歳入歳出決算
○
議長(
福田利喜君)
日程第10、
議案第4号、
陸前高田市立社会教育施設整備基金条例を廃止する
条例から
日程第31、
議案第25号、
令和3年度
陸前高田市及び大船渡市
営林組合会計歳入歳出決算までの
条例案6件、補正
予算案7件及び
決算案9件の計22件を一括して議題といたします。 本22件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎市長(
戸羽太君)
議長。
○
議長(
福田利喜君) 市長。 (市長
戸羽太君登壇)
◎市長(
戸羽太君) ただいま議題となりました
議案第4号から
議案第25号までの22件につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。 初めに、
議案第4号、
陸前高田市立社会教育施設整備基金条例を廃止する
条例につきましては、東日本大震災により被災を受けた社会
教育施設整備が完了したことに伴い、
陸前高田市立社会教育施設整備基金条例を廃止しようとして提案するものでございます。 次に、
議案第5号、
下水道事業等の
地方公営企業法適用に伴う
関係条例の整理に関する
条例につきましては、
下水道事業等の
地方公営企業法適用に伴い、所要の改正等をしようとして提案するものでございます。 次に、
議案第6号、
陸前高田市議会議員及び
陸前高田市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用並びにビラ及びポスターの作成の公営に関する
条例の一部を改正する
条例につきましては、公職選挙法施行令の一部改正に伴い、選挙公営限度額の改定をしようとして提案するものでございます。 次に、
議案第7号、職員の
育児休業等に関する
条例の一部を改正する
条例につきましては、地方公務員の
育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、育児休業の取得回数制限の緩和等に係る所要の改正をしようとして提案するものでございます。 次に、
議案第8号、
陸前高田市
国民健康保険診療所使用料及び
手数料条例の一部を改正する
条例につきましては、セカンドオピニオン相談料の設定に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。 次に、
議案第9号、
陸前高田市
消防団員の定員、任免、給与、
服務等に関する
条例の一部を改正する
条例につきましては、
消防団員の定数の見直し及び総務省消防庁が定めた非常勤
消防団員の報酬等の基準に基づき、
消防団員の処遇改善を図るため所要の改正をしようとして提案するものでございます。 次に、
議案第10号、
令和4年度
陸前高田市
一般会計補正予算(第3号)は、新型コロナウイルス感染症対策に係る関連事業費、
令和4年7月豪雨災害に係る災害復旧事業費、
令和3年度
決算の確定に伴う財政調整基金積立金及び原油高騰に伴う各公共施設に係る電気料等の補正をしようとするものでございます。 次に、
議案第11号、
令和4年度
陸前高田市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、
地方債の繰上償還に係る長期債償還元金及び原油高騰に伴う浄化センターに係る電気料等の補正をしようとするものでございます。 次に、
議案第12号、
令和4年度
陸前高田市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、原油高騰に伴う浄化センターに係る電気料等の補正をしようとするものでございます。 次に、
議案第13号、
令和4年度
陸前高田市
漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、
地方債の繰上償還に係る長期債償還元金及び原油高騰に伴う浄化センターに係る電気料等を補正しようとするものでございます。 次に、
議案第14号、
令和4年度
陸前高田市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、事業勘定においては国保情報データベースシステム改修業務委託料の補正、診療施設勘定においては二又診療所に係るスロープ等設置工事費及び原油高騰に伴う電気料の補正をしようとするものでございます。 次に、
議案第15号、
令和4年度
陸前高田市
介護保険特別会計補正予算(第2号)は、保険事業勘定において介護事業所台帳システム改修業務委託料及び
令和3年度
決算の確定に伴う介護給付費準備基金積立金等の補正をしようとするものでございます。 次に、
議案第16号、
令和4年度
陸前高田市
水道事業会計補正予算(第2号)は、電気料の上昇に係る動力費、光熱水費等の補正をしようとするものでございます。 次に、
議案第17号から
議案第25号までの9件でございますが、
令和3年度の
一般会計歳入歳出決算、各
特別会計の歳入歳出
決算、
水道事業会計決算及び
営林組合会計歳入歳出決算につきまして、
監査委員の意見をつけて認定に付するものでございます。 以上、
提案理由の概要を申し上げましたが、これらの
議案の細部につきましては、審議に際しまして、副市長以下、関係部課長等をして説明をさせていただきますので、何とぞ慎重に御審議の上、御賛同くださいますよう
お願いを申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○
議長(
福田利喜君) 次に、
決算案9件について、
監査委員から
審査内容の説明を求めます。
◎
監査委員(
宗宮安宏君)
議長。
○
議長(
福田利喜君)
宗宮監査委員。 (
監査委員 宗宮安宏君登壇)
◎
監査委員(
宗宮安宏君) 初めに、
令和3年度
一般会計及び
特別会計決算の
審査内容について、その概要を御説明申し上げます。
審査に当たりましては、歳入歳出
決算書、同事項別明細書、
実質収支に関する調書及び財産に関する調書が地方自治法及び
陸前高田市
条例並びに関係諸法令等に準拠して適正に作成されているかどうか、各
会計における
決算計数が正確であるか、
予算が適正かつ効率的に執行されているか、財産の管理及び処分が適正に行われているか、また地方自治法第241条第5項の規定により
審査に付された各基金の運用状況が設置目的に沿って、確実かつ効率的に運用がなされているかどうかに着目し、
審査をいたしました。 結果といたしましては、各
会計の
決算書はいずれも関係諸法令等に準拠して適正に作成されているところであります。 また、毎月実施してきました
例月出納検査や
定期監査を通して
予算の執行を監査してきたところであり、
予算議決の趣旨に沿い、全般的に適正かつ効率的に執行がなされたものと認めたところであります。 財産に関する調書においては、示された公有財産、基金等の記載高は正確であり、各基金の運用状況もその設置目的に沿って運用されているものと認めたところであります。
審査結果の詳細につきましては、お手元に配付しております
審査意見書のとおりでありますが、
令和3年度
一般会計及び各
特別会計決算を総括し、千円単位で申し上げますと、歳入は373億3,263万4,000円、歳出は322億4,755万3,000円、歳入歳出差引き総額は50億8,508万1,000円で、翌年度に繰り越すべき財源1億6,796万1,000円を差し引いた
実質収支は前年度より426.9%増の49億1,711万9,000円の黒字を計上して年度を完結しているものであります。
令和3年度は、市役所新庁舎での業務開始や市立博物館、高等職業訓練校の完成など、復興完遂に向けたまちづくりが進んだものと認めるところであります。 また、依然として新型コロナウイルス感染症の影響により、市民生活や市内経済は非常に厳しい状況下でありましたが、高田松原津波復興祈念公園の全面供用開始や、東京2020オリンピック・パラリンピックに係る聖火リレーや関連イベント、高田松原海水浴場の海開きや三陸花火競技大会が開催されるなど、交流人口の拡大、創出及び市内経済の活性化に寄与したものと認めるところであります。 さて、今後の行
財政運営に当たっては、復旧、復興事業の早期完遂を目指すとともに、新型コロナウイルス感染症対策にも配慮をし、引き続き国県への財政支援要請などによって各
予算の確保を図られるとともに、各種事業の達成に向けた取組に期待するものであります。 また、おおむね復旧、復興事業が完了し、財政規模が大きく縮小される中、持続可能なまちづくりを達成するため、少子高齢化の進展等、社会情勢の変化を把握するとともに、多様化、複雑化している地域が抱える課題等にも的確に対応できるよう、より効率的な
財政運営を期待するものであります。 次に、
令和3年度
陸前高田市
水道事業会計決算の
審査内容について御説明申し上げます。
審査に当たりましては、地方
公営企業の経営の基本原則である経済性の発揮と、本来の目的である公共の福祉増進に配慮して
運営されているかどうかに着目しながら、
会計諸帳簿及び
証拠書類の調査、照合と、必要に応じ職員の説明を求めるなど、慎重を期した次第であります。 結果といたしましては、
決算に関する書類等は地方
公営企業法及び関係法令等に準拠して作成され、その計数は正確であると認めたところであります。
審査結果の詳細につきましては、お手元に配付いたしております
審査意見書のとおりでありますが、
決算を総括し、千円単位で申し上げますと、事業収支においては257万2,000円の純利益を計上しているものであり、また資本的収支においては資本的収入額から翌年度へ繰り越される支出の財源充当額を除いた収支差引額1億7,855万4,000円の
資金不足が生じましたが、内部留保資金で全額補填しているものであります。
令和3年度における水道施設の主な整備では、沼田工区及び湊工区において災害復旧に係る配水管布設工事が完了したほか、高畑第2ポンプ室新築工事、未給水地区解消のための配水管布設工事や老朽管の布設替え工事を実施するなど、市民への水道水の安定供給に向けた取組が図られている内容であると認めるところであります。 今後においては、復旧事業で整備した施設等の維持管理や災害等の危機に対応できるよう老朽管の布設替え事業、水道施設の更新等を計画的に実施されるよう望むものであります。 人口減少や使用水量の減少などによって、給水収益の減少が懸念されるなど、水道事業をめぐる経営環境は引き続き厳しいものとなっていることを認識した上で、
公営企業の基本原則である公共性、経済性に鑑み、着実な事業推進を図るとともに、コスト意識を持って健全な経営に努め、より安全でおいしい水道水の安定供給を維持し、市民生活を取り巻く環境水準の向上に寄与されるよう望むものであります。 次に、
令和3年度
陸前高田市及び大船渡市営林組合
会計決算の
審査内容について御説明申し上げます。 当該組合は、
令和4年3月31日をもって解散となり、
陸前高田市及び大船渡市営林組合の解散に伴う財産処分に関する協議書に基づき、本市が解散後の清算事務を継承していることから、私
ども監査委員の
審査に付されたものであります。
審査に当たりましては、歳入歳出
決算書、同事項別明細書、
実質収支に関する調書及び財産に関する調書が関係諸法令等に準拠して適正に作成されているかどうか、
決算計数が正確であるか、財産の管理及び処分が適正に行われているかに着目し、加えて解散に伴う清算事務について関係職員から内容を聴取しながら
審査をいたしました。 結果といたしましては、
決算に関する書類等は関係諸法令等に準拠して作成され、その計数は正確であり、
決算剰余金については
令和3年度への収入事務が終了していることを認めたところであります。
審査結果の詳細につきましては、お手元に配付しております
審査意見書のとおりでありますが、
決算を総括し、千円単位で申し上げますと、歳入は837万9,000円、歳出は818万円、歳入歳出差引額は19万9,000円、公有財産の山林を含む土地の面積は4,456平方メートル、立木の推定蓄積量は14万3,000立方メートル、財政調整基金の年度末現在高は694万円で完結しているものであります。 剰余金においては、今後
陸前高田市及び大船渡市営林組合の解散に伴う財産処分に関する協議書の割合に応じて、本市及び大船渡市の剰余金をそれぞれ算出の上、配分することとなっているものであります。 また、土地においては、
陸前高田市及び大船渡市営林組合の解散に伴う財産処分に関する協議書の割合に応じて、本市及び大船渡市の共有地とし、共有地により生ずる収入については財産の配分割合に応じて配分することに、立木については林班ごとに所有することとなっているものであります。 当該組合は、大正13年の創設から約1世紀にわたり共同山の林野の維持管理を担ってきたところであり、長きにわたる活動に敬意を表するものであります。 今後は、
陸前高田市及び大船渡市営林組合の解散に伴う財産処分に関する協議書に基づき、適正な事務の履行と共有地の森林資源の維持管理に努められることを望むものであります。 以上を申し上げまして、
審査結果についての御説明といたします。
○
議長(
福田利喜君) ただいま議題となっております
議案第4号、
陸前高田市立社会教育施設整備基金条例を廃止する
条例から
議案第25号、
令和3年度
陸前高田市及び大船渡市
営林組合会計歳入歳出決算までの
条例案6件、補正
予算案7件及び
決算案9件の計22件については、議事の順序を省略してお諮りいたします。 本22件については、
議長を除く
議員全員をもって構成する
決算等特別委員会を設置し、これに付託の上、
審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本22件については、
決算等特別委員会を設置し、これに付託の上、
審査することに決しました。
○
議長(
福田利喜君) ただいま設置されました
決算等特別委員会の
委員の選任につきましては、
委員会条例第8条第1項の規定により、
議長を除く全
議員を指名いたします。
○
議長(
福田利喜君)
決算等特別委員会の正副
委員長互選のため、同
委員会を来る9月8日、本会議
散会後、
委員会室に招集いたします。
○
議長(
福田利喜君) この際、御連絡いたします。 明3日から5日までは休会、6日から8日までは
一般質問を行います。
○
議長(
福田利喜君) 以上で本日の
日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて
散会いたします。 午前10時46分 散 会...